変動相場制 2013 7 20

2013年7月19日の産経ニュース電子版には、このような記事があります。

「田村秀男の国際政治経済学入門」

米中戦略対話で見えた中国の「危機」

 筆者が着目したのは、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)がめざしている、
量的緩和(QE)の縮小について、中国側が「時期尚早」と待ったをかけた点である。
 何しろ、中国は、これまで公式的には、
FRBがドル資金を大量発行するQEに対し、
新興国への投機を助長するとして強く反発していたのに、
逆にアメリカ側がQEからの「出口」を模索し始めると、
「まだ続けてくれ」と言い出したのである。
(中略)
 中国人民銀行は、アメリカのQEに合わせて資産を増やす、
つまり人民元資金を発行し、国内の金融機関や金融市場に流し込んでいる。
 そのやり方は、いたってシンプルである。
まず、人民銀行は流入するドルなど外国為替資金をことごとく買い上げて、
人民元の対ドル交換レートが高騰するのを抑える。
その増える外為資産の範囲内で人民元を発行する。
(引用、以上)
 中国は、人民元相場を、
事実上ドルに固定するという管理相場制を行っていますが、
これは、もう、やめるべきでしょう。
 このような方式は、発展途上国の方式であり、
世界第二位の経済大国になった中国にとっては、
「体裁が悪い、格好が悪い」部分です。
 早急に、中国は、変動相場制を採用し、
先進国の仲間入りをすべきでしょう。
 今のところ、中国は、軍事力だけ先進国を目指していますが、
経済改革を断行し、経済も、先進国を目指すべきです。














































































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